AVL RACETECH、Rahal Letterman Lanigan Racing と技術パートナーシップを締結し、INDYCAR での存在感を存在感を強化
グラーツ(オーストリア)/ザイオンスビル(米国)、2026年3月 —
AVL RACETECH は、NTT INDYCAR SERIES への関与をさらに拡大し、Rahal Letterman Lanigan Racing(RLL)との技術パートナーシップを発表しました。この合意の一環として、AVL RACETECH はチームの「公式ダイナミック車両シミュレーションパートナー」を務めることになります。これにより、AVL RACETECH の同選手権における存在感は一段と高まることになります。
AVL RACETECH と RLL のパートナーシップは、高度な車両ダイナミクスシミュレーションとパフォーマンス解析に焦点を当てています。
AVL RACETECH は AVL VSM™ RACE プラットフォームを通じて、完全動的な開発環境をチームに提供。これにより、セットアップ構成のバーチャル評価やデータに基づくパフォーマンス最適化が可能になります。
AVL はソフトウェアを提供するだけでなく、RLL の既存の開発ワークフローにスムーズに組み込めるよう、専任のエンジニアリングサポートも行っています。クラウドコンピューティング機能を統合することで、大規模なシミュレーションを短時間で実行できるようになり、テスト走行が厳しく制限され、イベント間の準備期間も非常に短い選手権において重要な強みとなっています。
インディアナ州ザイオンズビルを拠点とする Rahal Letterman Lanigan Racing(RLL) は、アメリカのオープンホイールレースにおいて最も歴史と実績のあるチームの一つです。Bobby Rahal、 David Letterman、 Mike Laniganの共同オーナー体制のもと、2026 年には参戦 35 年目の節目を迎えます。これまでに 30 勝、38 回のポールポジション、112 回の表彰台、そして 1992 年のシリーズチャンピオンという輝かしい成績を残しています。RLLはまた国際的なスポーツカーおよび耐久レースのプログラムでも顕著な成功を収めています。
2026 年シーズン、Mick Schumacherは RLL から INDYCAR SERIES に参戦します。元F1ドライバーである彼はすでに初期テストを完了しており、アメリカのオープンホイールレースで迎える初のフルシーズンに向けて準備を進めています。今週末に開幕戦を控える中、RLL と AVL RACETECH の技術協力は、世界でも最も要求の厳しいモータースポーツの舞台のひとつで本格的に始動します。
RLL レースエンジニアリング責任者:Todd Malloyのコメント
「INDYCAR SERIES は、他のどのカテゴリーよりも多様な種類のサーキットを走る、非常にユニークなモータースポーツフォーミュラです。ロードコース、ストリートコース、スーパースピードウェイ、ショートオーバルと、レイアウトも路面も大きく異なるだけでなく、イベントごとに求められる空力セットアップやタイヤ特性もまったく違います。チームに許されているテスト日数はごくわずかで、使用できるタイヤセットも限られているため、これら多様なサーキットでパフォーマンスを進化させるためには、シミュレーションの重要性が非常に高くなっています。AVL はモータースポーツシミュレーション分野の世界的リーダーであり、開発者やエンジニアは根っからのレーサーです。彼らはこの競技特有の要求やスケジュールを深く理解しており、RLL のエンジニアと密接に連携しながら、オン・トラックのパフォーマンスを継続的に向上させるためのシミュレーションツールを開発しています。RLL と AVL の新たなパートナーシップに、私たちはこれ以上ないほど満足しています。」
AVL List GmbH レーシングチームリーダー:Michael Peinsittのコメント
「INDYCAR SERIES における多様なサーキット特性、厳しいテスト制限、そして激しい競争は、極めて効率的なバーチャル開発プロセスを必要とします。私たちの統合型シミュレーションツールチェーンは、RLL がパフォーマンスコンセプトを精密に評価し、データを体系的にオン・トラックのパフォーマンスへと転換することを可能にします。」
AVL List GmbH モータースポーツ部門ディレクター:Ellen Lohrのコメント
「RLL は、北米オープンホイールレースで長年にわたり成功を収めてきたチームです。INDYCAR SERIES への関与を拡大することは、この選手権が AVL RACETECH にとって戦略的に重要であることを示しています。」
Rahal Letterman Lanigan Racing(ラハル・レターマン・ラニガン・レーシング)は、インディアナ州ザイオンズビルに拠点を置くチームで、3度のインディカー・チャンピオンであり1986年のインディアナポリス500優勝者でもあるBobby Rahal、元CBS「レイトショー」ホストのDavid Letterman、そしてMi-Jack共同オーナーのMike Laniganが共同で所有しています。2026年にはチーム創設35年目のシーズンを迎え、これまでに挙げてきたインディカー30勝(2004年のBuddy Rice選手によるポール・トゥ・ウィン、2020年の佐藤琢磨選手によるインディ500優勝を含みます)、38回のポールポジション、112回の表彰台、そして1992年のシリーズチャンピオンという実績に、さらなる成果を加えるべく挑戦を続けます。
同チームは2009年から2013年にかけてBMW Team RLLとしてアメリカン・ル・マン・シリーズに参戦し、2010年にはGTカテゴリーでマニュファクチャラーズタイトルとチームタイトルを獲得し、2011年にはマニュファクチャラー、チーム、ドライバーのGT3冠を達成しました。2012年にはチーム選手権2位、マニュファクチャラー選手権3位、2013年にはドライバー、チーム、マニュファクチャラーの各選手権で2位となるなど、安定した競争力を示しました。
2014年から2021年まではIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTLMクラスに2台体制で参戦し、2022年にはGTD PROクラスに挑戦しながら、2023年からの注目のGTPクラス2台体制に向けて準備を進めました。2025年シーズン終了時点で、チームは通算25勝(2019年と2020年のロレックス24デイトナ優勝を含みます)、34回のポールポジション、107回の表彰台を記録しています。BMW M Team RLLとしても、2015年と2017年にマニュファクチャラー、チーム、ドライバー選手権でいずれも2位となり、2020年にはミシュラン・ノースアメリカン・エンデュランス・チャンピオンに輝くなど、数々の成果を残しています。
2026年には、RLL Team McLarenとしてIMSAのGTD PROクラスに1台体制で参戦する予定です。
AVL RACETECHは、AVLのグローバルなモータースポーツ専門部門として、20年以上にわたりレースのあらゆる技術分野で活動してきました。現在では、世界17のレースシリーズにおいて、エンジニアリング、テスト、シミュレーション、製造の各分野でお客様と連携しています。F1、フォーミュラE、NASCAR、WEC、MotoGPといった世界最高峰のレースシリーズにおける主要サプライヤーとして、最先端の技術とサービスをモータースポーツ界に提供しています。
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